第1回読解_読解

2020-02-29 其他范文 下载本文

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第1回

問題Ⅰ 次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。答えは、1、2、3、4から最も適当なものを一つ選びなさい。

現在の繁はんえい栄をもたらした有力な武器に科学・技術ということがある。本来、科学と 技術は分けて考えるべきなのだが、日本では科学技術としてひとつのもののように考 える人が多い。そのときの科学はヨーロッパ近代に起こった近代科学を手本として、研究者はものごとを客観的に、(①)、その対象と無関係な立場に立って研究 し、そこに因果の法則を見いだす。それと技術が結びつくと、今日の工作機械のように、マニュアル(注1)に従ってボタンを押すと、機械が思うように操そう作さされ、望ましい結果が得られることになる。

これはすばらしいことだ。しかし、これがあまりにもうまくいくので、日本の多くの人がどんなことにもマニュアルがあり、そのマニュアルどおりにやれば、何でもうまくいく、と思いこみすぎたのではなかろうか。そのためには上等の機械や、よい方法を手に入れる必要があるが、それらはお金で買うことができる。そして、やがてお金さえあれば何でも思いどおりになる−幸福になる−と考えるようになる。

②このことをはっきりと示す例として、子どもの不ふ登とうこう校に悩なやんでいた父親から、「科学が発達した今日、ボタンを上手に押せば人間は月まで行って帰って来られるのに、息子を学校に行かせるボタンはないのですか」と迫せまられたことがある。科学技術は、操作する側とされる側が(③)ときにのみ有効である。父親と息子という人間関係があるところでは、それは役立たない。

そのことを忘れて、現代人は他人を上手に操作して自分の思いどおりにすることができると錯さっかく覚しているのではなかろうか。うまい育児法に従って自分の子どもを 「よい子」に育てるとか、高齢者に対するよい「対策」を見つけて、面めんどう倒をなくするとか。そして、その結果、子どもや高齢者は、自分を「人間あつかい」してくれないと、なんとなく感じとって、よけいに悪い方向に向かうと思われる。

人間関係というと、話が急にかたくなる。親子の対話をどうするのかなどという前に、家庭でも友人でも、とにかく「一緒に生きているんやで」とでも言いたいような感情の共有ということがあるのではなかろうか。そのような感情に支ささえられてこそ、人間は自分は生きていると感じられるのである。

このことを忘れて、何とか他人を「操作」したり「支配」したりして、自分の欲望をとげるのが幸福だと思う。そして、そのために必要と考えるお金やマニュアル探しに熱心になっているうちに、先に述のべたような④他人との感情を共有する態度が弱くなってしまう。豊かな物に見合うだけの心のつながりを大切にすることに、もう少しエネルギーを使ってはどうだろう。⑤足もとにあるたくさんの果物のことを忘れ、高い木になっている果物を取り合いするために、われ勝ちに(注2)高く登ろうといがみあって(注3)いる群ぐんしゅう衆。日本人はこんな姿すがたにならぬように、まず人と人とがつながって分け合う楽しみを見いだしてほしい。

【河合隼雄「日本人はいま幸福か」(『読売新聞』 2004 年4 月14 日付夕刊)】(注1)マニュアル:分からない人のために使い方を説明したもの。手引き。(注2)われ勝ちに:人に負けまいと、先を競う様子。

(注3)いがみあう:人が互いに敵意をもって争いあう。問1(①)に入る適当な語はどれか。

1 やはり2 つまり

3 ただし4 したがって

問2 ②「このこと」というのは、何を指しているか。

1 客観的に研究し、因果の法則を見いだすこと。

2 子供を学校に行かせることができる方法を手に入れること。

3 お金さえあれば何でも思いどおりになると考えること。

4 どんなことにもマニュアルがあると考えること。

問3(③)に入る適当な語はどれか。

1 無関係な2 平等な関係の

3 正反対の4 同一の

問4 ④「他人との感情を共有する」というのは、どのようなことか。

1 自分は生きていると感じられること。

2 お互いに助け合い、一緒に生活すること。

3 人と人とがつながって分け合う楽しみを見いだすこと。

4 相手と十分に話し合うこと。

問5 ⑤「足もとにあるたくさんの果物のことを忘れ、高い木になっている果物を取り合いするために、われ勝ちに高く登ろうといがみあっている群衆」とあるが、それはどのような人の姿を表しているか。

1 相手を操作し支配しようとする姿。

2 より多くの利益を得ようと、他人と競争し敵対する姿。

3 高い理想を持って努力する姿。

4 お金やマニュアル探しに熱心になっている姿。

問6 この文章で筆者が一番読者に対して述べたいことは何か。

1 物質的にはもう十分に豊かであり、これ以上欲望を追求する必要はないこと。2 科学技術は決して万能ではないこと。

3 もっと人と人のつながりを大切にしてほしいこと。

4 何でもマニュアル通りに動かせるといった誤った考え方をやめること。

問題Ⅱ 次の(1)から(3)の文章を読んで、それぞれの問いに対する答えとして、最も適当なものを1、2、3、4から一つ選びなさい。

(1)「①自分は本当に何をしたいのか」といった問いを自分自身に向けるのは、特に辛いことだ。タマネギの皮をむくように、いくらむいていっても何もなかったという気持ちに襲 おそわれることもある。

一方、読書の場合はすぐれた相手との出会いがあり、自分自身の内側を見つめているだけでは、とうてい見えてこない世界に開かれるのが読書だ。読書を通して、時も場所も離れた人間と出会うということは、普ふ段だんのコミュニケーションとは違う楽しい緊きんちょう張感かんを味わわせてくれるのである。(②)なのがテレビだ。テレビ番組を見ていれば、自分に向き合う必要もないし、テレビはそのような隙すきも与えない。テレビは、自分の外側の問題に興味を喚かん起きさせる力はあるが、自分自身と向きあう時間はつくりにくい媒ばいたい体だ。テレビの時間は、テレビをつくる側が管理している。どのようなテンポでどんな情報を組み合わせれば視し聴ちょうしゃ者が退たい屈くつしないのかを計算して時間の流れをつくっている。それに対して、読書の場合は、途中で休んでもいいし、速いスピードで読み続けてもいい。読書の時間は、読者の側がコントロールしているのである。

(斎藤 孝『読書力』(岩波書店)より)

問1 ①「自分は本当に何をしたいのか」といった問いを自分自身に向けるのは、特に辛いことだ」とあるが、どうして辛いことなのか。

1 自分自身に問いかけるだけでは、なかなか答えが出てこないから。

2 自分自身に問いかけても、自分が成長するわけではないから。

3 自分自身に問いかけても、すぐれた相手との出会いがないから。

4 自分への問いかけは、単調で退屈な作業だから。

問2(②)に入る適当な語はどれか。

1 積せっきょく極的てき2 効こう果か的てき

3 典てんけい型的4 対たいしょう照的(2)人生の節ふし目め節目で、我々はいろいろな選択や決断を迫せまられますが、その決断も複数ある選せんたく択肢しのどれでもいいや、という選択や決断ではうまくゆきません。(ア)自分は何をしたいと思っているのか、どの程度のことをしたいと思っているのか、あるいは今選ぼうとしていることが自分の性格に合っているのかどうか、その方向を選べばその後の生活はどのような方向へ向かうのか、などということについてあ(注1)らかじめある程度の考えを持っていないと、見(注2)当をつけられません。(イ)見当をつける、というのは扱あつかっている問題を一度手元から離して、遠い距離から眺ながめ、他の問題とのかかわりがどうなっているのかという大おおわく枠を知ることです。(ウ)日本には大たいきょくかん局観という言葉があります。また、英語から輸入され、日本でも定着していることわざに、「木を見て森を見ず」というのがあります。あるいは「(①)」ともいいます。細部にこだわって見当をつけられない愚おろかな状態のことを笑っているのです。(エ)部分的な、狭い知識だけでは、全体がどうなっているのかは判断出来ません。大きな立場から見ると、それまで見えていなかったことが見え、わからないこともわかるようになります。

(山鳥 垂『「わかる」とはどういうことか』<筑摩書房>より)(注1)

(注2)あらかじめ:その事がおこる前から。事前に。(注2)見当をつける:だいたいの方向や計画を決める。

問1 「全体像を掴つかむことです」という一文が入るのは、ア〜エのどこか。

1 ア2 イ

3 ウ4 エ

問2(①)に入る適当なことわざはどれか。

1 石いしばし橋をたたいて渡わたる

2 馬の耳に念ねんぶつ仏

3 井いの中の蛙かわず、大たいかい海を知らず4 急がば回れ

(3)国際感覚があるということは、ただスラスラと外国語を話し、外国人とそつなくつきあえるというような単純なことではありません。また、国際感覚を身につける

ということは、これさえ手に入れれば大丈夫というような、一本の 「魔ま法ほうの杖つえ」を見つけることでもありません。それは、現代社会の中で、①21 世紀に生きる私たちの生き方について考えることでもり、一人の人間が自分の生き方を貫つらぬこうとしたら、いったいどういう資質が求められるか、と問うことでもあります。

ただ私たち日本人の場合、どうしてもまず日本という国の枠わくを考え、その枠組みの中で、「世界に誇れる日本人の資し質しつとは何か」と考えてしまいがちです。ただ、現代では、自分の国の国益さえ守れればそれでよい、という時代ではなくなってきています。そのことは、国

際的問題が広く認識されるようになったことにも現あらわれています。

(②)、世界の自然環境を守ることと、ある国の経済的利り益えきが衝しょうとつ突するということは、いくらでも起こりうることです。そのときに私たちが、自分の国の利益だけにと(注1)らわれずに、より普遍的な視点から発想できるかどうかが問題になってきます。一つの時代を共に生きるということは、その時代が抱かかえる問題を、世界の人びとと共有することでもあるからです。

(渡部淳 「国際感覚って何だろう」<岩波書店>より)(注1)とらわれる:拘こうそく束される。

問1 ①「21 世紀に生きる私たちの生き方について考えること」とあるが、それはどのような国際感覚のことか。

1 最後まで自分の生き方をつらぬくこと。

2 世界に誇れる日本人になること。

3 国益に立って行動すること。

4 国益を越えた普遍的な視点から発想できること。

問2(②)に入る適当な語はどれか。

1 もちろん2 たとえば

3 しかし4 たしかに

解答と解説

問題Ⅰ

<解説>

問1:前の句と後ろの句は、同じ内容の言い換えとなっている。

問2:3か4かが問題。後ろの文を読めば、焦点が「金」でなく「マニュアル=方法」にあるとわかる。

問3:第一段落にも「対象と無関係な立場に立って研究」とある。

問4:2か3かが問題だが、2は「一緒に生活する」が間違い。

問5:「われ勝ちにいがみあう」の意味がわかればできる。

問6:論述文では、一般に筆者の一番にいたいこと(=結論)は最終段落に来る。問題Ⅱ

(1)

もたらす:見みいだす:

従したがう:うまくいく:

思おもいこむ:迫せまる:

とにかく:つながり:

足あしもと:いがみあう:

手て本ほん:マニュアル:

望のぞましい:〜どおり:

〜さえ〜ば:人にんげん間あつかい:

見み合あう:エネルギー:

われ勝がち:タマネギ:

とうてい〜ない:とうてい〜ない:

向むき合あう:テンポ:

退たいくつ屈する:コントロール:

皮をむく:〜を通とうして:

コミュニケーション:組くみ合あわせる:

<解説>

問1:後ろに続く「タマネギの皮……」の比喩が意味していることは何か。

問2:読書との相違がはっきりしていることを表す言葉。

(2)

<解説>

問1:「大枠を知る」と挿入する文「全体像を掴つかむこと」が呼応している。問2:慣用句の問題。よく使われる慣用句は2級で出題される。

(3)

<解説>

問1:最後の段落に国益論との対比で述べられている。

問2:「国益だけ守ればいいということではない」ことの例として、環境問題が挙げられている。

節ふし目め:見当をつける:

かかわり:井の中の蛙、大海を知らず:

馬の耳に念仏:急がば回れ:

あらかじめ:扱あつかう:

大枠:木を見て森を見ず:

石橋をたたいて渡る:スラスラ:

身みにつける:貫つらぬく:

枠わく組ぐみ:とらわれる:

そつなく:魔ま法ほうの杖つえ:

枠わく:〜うる:拘こだわる:

<第1回解答>

問題Ⅰ 問1:2 問2:4 問3:1 問4:3 問5:2 問6:3

問題Ⅱ(1)問1:1 問2:4(2)問1:3 問2:3

(3)問1:4 問2:2

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